大切な娘を殺した犯人と、被害者の母親の対話

 

2016年釜山国際映画祭はじめ各国の映画祭で絶賛の

新鋭佐藤慶紀監督の新作がついに劇場での上映が決定!

 

 

【監督ステートメント】

 

10年ほど前、テレビ番組企画用のリサーチを行っている時、加害者と和解しようとする被害者遺族の方々が世界にはいることを知りました。中には、加害者の死刑を止めようとする人々もいました。理由を調べると、宗教、思想・信条的理由から、そのような決断をする人々がいました。しかし、中にはそれらの価値観とは関係なく、行動している方もいました。このことに対して、個人的にとても気になったので、関連資料などを調べ続けてきました。

 

その中で感じたのは、「決して分かり合えないものにどう応えるのか?」ということです。自分の愛する人を殺害した人間のことは、決して理解できないでしょう。復讐心もわいてくると思います。その中で、上記のような決断をするとはどういうことなのか。いわゆる「和解」や「赦し」という概念に頼らず、自分自身で深く考えてみたいと思い、映画として制作することにしました。

 

いま世界を見回してみても、異文化や宗教、主義・主張の対立など、相手のことを全く理解できないことがあります。分かり合えるはずだと思うから対立が起きるのか。分かりあえないからこそ対話を続ける必要があるのか。理解できないないものは、単純に排除すればよいのか。

 

理解できないものに対してどうするのか、そしてその先に待っている死刑という制度とは何か、皆さんと一緒に考えたいと思いこの映画を作りました。

 

 

 

映画祭】

 

2016

 21回 釜山国際映画祭 ニューカレンツ部門 正式出品

 

23回 ヴズール国際アジア映画祭 インターナショナルコンペティション部門

     スペシャルメンション受賞

 

12回 大阪アジアン映画祭 インディフォーラム部門 正式出品

 

 

2017

 4回桃園映画際 グローバルビジョン部門 正式出品

 

 第6回ダラムサラ国際映画祭ナラティブ部門 正式出品